【初学者のための行政書士試験CD講座】    行政書士試験相談室 本文へジャンプ
『行政書士』の魅力

  …行政書士の仕事、収入行政書士試験に合格してコスモスの行政書士バッチを胸に。
行政書士の魅力

★行政書士とは何か

1.【行政書士の業務】
 行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類(電磁的記録を含む。)その他権利義務又は

事実証明に関する書類を作成すること及び官公署に提出する書類を官公署に提出する手続について代理すること、

契約その他に関する書類を代理人として作成すること、行政書士が作成することができる書類の作成について相談

に応ずることを業務とします(行政書士法第一条の二、第一条の三)。
 
 ★平成20年1月「行政書士法改正」…聴聞・弁明手続の代理業務が法に明定されました。


2.行政書士になるには、行政書士試験に合格する等一定の資格を得た上で日本行政書士会連合会の登録を受

け、行政書士会の会員となる必要があります。行政書士及び行政書士会に対する監督は、都道府県知事が行ってい

ます。

各都道府県単位の行政書士会は、全国組織として日本行政書士会連合会を設立し、総務大臣が監督を行っていま

す。  行政書士としての登録者は、約3万9千人です(平成19年11月)です。



3.行政書士は、弁護士や司法書士と同様に、行政書士法に基づく国家資格者です。従来は、役所に提出する許

認可等の申請書類の作成が中心でしたが遺言書の作成や契約書の作成などの民事関係の作成等の仕事も増加し

ています。また、これまでは依頼された通りの書類作成を行う代書的業務が中心でしたが、複雑多様なコンサルティ

ングを含む業務へ比重が移ってきております。



4.行政書士の将来性

国民の権利を守り、正確な書類作成によって行政の円滑化にも資する行政書士の存在は、規制緩和政策の推進

の中でもその存在意義を尊重され制度が残された経緯があり、今後ともにその存在は日本社会の中で重要性を持ち

続けるでしょう。




★行政書士の仕事

1.会社設立関係業務
 定款の作成、議事録作成、会計記帳や許認可申請、ISO認証(9001・14000)取得(ただし、登記手続は、司法書士)。
 …株式会社、合同会社、合名会社、合資会社 各種事業協同組合、農業協同組合、特定非営利活動法人(NPO法人)定款作成、 公益社団法人、社団法人、財団法人、宗教法人、医療法人、学校法人、社会福祉法人、自治会、町内会等の法人化


2.官公庁への許認可手続関係

営業するにあたって必要な各種の許認可や届出、更新手続で官公庁に提出する書類の作成。

…建設業許可申請(新規/更新)・変更届・経営規模等審査申請(経審)・入札資格申請、既存宅地確認申請、測量業者許可申請、電気工事業開始届、道路占有許可申請、工作物確認申請、官民境界確認申請、砂利採取許可申請(河川)、公共上下水道設備指定事業者申請、開発行為許可申請、風俗営業許可申請、営業開始届、貸金業登録申請、飲食店営業許可申請、旅館営業許可申請、倉庫業許可申請、食品販売店許可申請、理髪店・美容院・はり・あんま・医療施設等開設届、

産業廃棄物処理業許可申請、公害防止法関係届出(水質汚濁、大気汚染、騒音、振動)、風致地区内の行為に関する諸許可申請、墓地関係申請(新設・増資・移転・廃止願等)、 第3種郵便認可申請、有線電気通信関係等の許可申請、プリペイドカード登録申請、宅建業免許申請(新規/更新)・業者名簿登載事項変更届書・主任者資格登録簿変更登録申請書、宅地造成許可申請、建築事務所登録申請(新規・更新・変更届)、電気工事業者登録申請、道路位置指定申請、建築確認申請(100平方メートル以下)、 河川使用許可申請、土石採取願、屋外広告物許可申請、解体工事業届出、酒類販売業許可申請、

古物商、質屋等営業許可申請、深夜酒類提供飲食店営業開始届、旅行業登録申請、食品製造許可申請、たばこ小売販売業許可申請、薬局許可申請、一般廃棄物処理業許可申請、国立公園地区内の行為に関する諸許可申請、浄化槽工事業登録申請、工場立地法による工場設置届出、簡易郵便局設立認可申請、営業譲受認可申請


3.土地利用関係
…開発行為許可申請、公共用地境界明示申請、公有地(道路や水路等)の払い下げの申請、農地法関連(権利移転、転用、転用目的権利移転他)許可申請・届出、土地利用許可申請(都道府県・市町村)


4.自動車関係
…自動車登録申請、車庫証明申請、自動車重量税申告、一般貨物自動車運送事業、特定貨物自動車運送事業許可申請、第1種利用運送事業、第2種利用運送事業許可申請、レンタカー許可申請、バスターミナル申請、自動車解体業・破砕業等に係る変更認可・営業報告等、自賠責保険・任意保険金(後遺障害、損害賠償金)の請求・ 検査申請、自動車税・軽自動車税申告、特殊車両通行許可申請、貨物軽自動車運送事業届出、運送取次事業登録申請、タクシー営業許可申請、自動車整備工場の許可申請、車両改造整備許可申請、交通事故示談書作成


5.契約書などの民事書類の作成関係
…各種契約書(念書、示談書、協議書、合意書等)作成、内容証明郵便作成、著作権登録、著作物の確定日付取得、プログラム登録、著作権契約、著作権調査、著作権利用許諾契約書、一般旅券申請 嘆願書、請願書、陳情書、上申書、始末書 定款、規則、議事録諾業務、公庫融資手続、会計記帳、決算書類作成等(伝票−入金、出金、振替−)、仕訳帳、総勘定元帳、補助勘定元帳、現金出納帳、預金出納帳、売掛帳、買掛帳、経費帳、試算表、決算書作成


6.戸籍関係
…戸籍簿謄本など戸籍の各種届出・手続、住民票その他市民化窓口における各種手続


7.外国人渉外関係
申請取次有資格者に限る
…外国人在留資格認定証明書交付申請、外国人在留期間更新許可申請、永住許可申請、外国人登録、外国人在留資格変更許可申請、帰化申請、外国人の招へい手続


8.相続・離婚関係
…遺言書(自筆証書遺言・公正証書遺言・秘密証書遺言等)、相続人の調査手続、 遺留分減殺請求、遺言執行、 遺産目録の作成、 遺産分割協議書、離婚協議書作成




★行政書士の収入

1.これまでは、建設業許可申請、自動車の車庫証明中心の行政書士が平均的サラリーマンの収入を獲得してきま

した。そのためには、クライアントを2桁はほしいところです。そのためには、熱心な営業行為と新規参入のための先

輩行政書士の空き待ちが必要でした。


2.最近は、ネット中心に各種許認可業務をする行政書士が増加中です。しかし、仕事自体は上に掲げたものです。

今後は、リアルな営業とネット営業をうまく組み合わせた行政書士が成功していくでしょう。


3.行政書士業務は、書籍や各単位会でなされている研修会に積極的に参加して学んでいきます。また、先輩行政

書士の指導を受けることが望ましいのですが、競争の激しい世界なので必ずしも適切な方がいるとは限りません。ネ

ット上で公開されているMLなどに参加した方が効率的です。


4.仕事は全部に精通できませんので、上に掲げたものから2つほど選択して下さい。得意分野を持つことが成功の

鍵です。


5.仕事が順調になるまでは、個人差はありますが、通常で2〜3年かかります。その間の生活方法も考えておきます。



★なぜ行政書士をやるのか…これは個々人でよく考えましょう。これが続けられるか否か、成功するか否かの分か

れ目です。収入を全く期待しない人以外は、バッジの魅力だけでやっていけるものではありません。マインドセットが

もっとも大切なのです。